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コーヒーを飲むと大動脈弁狭窄症になりやすくなるようです

[2018.09.18]

 コーヒーには、心臓や血管の病気に良い成分も悪い成分も含まれています。一方大動脈弁狭窄症(心臓の出口にある大動脈弁が狭くなる病気)は心臓の働きを悪くしたり突然死の原因となる病気ですが、この病気とコーヒーのかんけいはあきらかではありませんでした。

 この度スウェーデンの研究所が7万人以上、平均約15年調査した結果、コーヒーを飲む量が増えると大動脈弁狭窄症が増えることが明らかになりました。大体1日に飲むコーヒーの量が2杯増えると病気になる人が1.1倍、6杯以上飲む人はほとんど飲まない人の1.6倍大動脈弁狭窄症になったそうです。

 先にお示ししたようにコーヒーには体に良い成分も悪い成分も入っており、心臓血管、あるいは心臓の病気以外の病気に関してもよい報告も悪い報告もあります。今回の研究結果のみでコーヒーをやめる必要はないですが、カフェインの睡眠に対する影響もあり今のところコーヒーは1日数杯まで、遅い時間に摂取しないなど気をつけていただき、上手に楽しんでいただければと思います。

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