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思春期サッカー選手の0.4%に心臓突然死リスク

[2018.12.05]

 私は学生時代にサッカーをしておりました。息子達もサッカーをしており、素晴らしいスポーツだと思っています。しかし若いサッカー選手の約250人に一人が心臓突然死の危険があると衝撃の報告がありました。

 報告されたのはサッカーの本場イギリスイングランドのサッカー協会で、16歳前後のサッカー選手やく11000人について心電図や心エコー検査を行い、心臓突然死を起こした情報等を基に検討されました。42人(約0.4%)の心臓突然死と225人の生まれつきの心臓疾患や弁膜症が確認されました。検査後に死亡した方は23人で、そのうち8名が心臓突然死と診断され、7人は心筋症という心臓疾患がありました。

 検査後に亡くなった選手は検査を受けていない選手と比べ、死亡が少ないこと、亡くなった選手の大部分は、事前の検査で分かる可能性がある心筋症であったことなどから、学校の健診で心疾患を疑われたお子様は、激しいスポーツをする前に是非精密検査の受診をさせてあげてください。

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