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早期胃癌を切った後でもヘリコバクターピロリ菌の除菌は有用です

[2018.05.11]

ヘリコバクターピロリ菌は胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃炎や悪性リンパ腫など様々な病気の原因となっていますが、将来の胃癌を起こしやすくすることで注意がひつようです。では、すでに早期胃がんを起こしてしまった人はどうでしょうか?


 早期胃癌あるいは胃癌に非常になりやすい状態の良性腫瘍(ハイリスク腺腫)を内視鏡で切った方にピロリ菌の除菌を行った人は行わなかった人より他の胃癌になった人は半分だったようです。また癌になりやすい状態(胃粘膜の萎縮)の程度が改善した人も多くなりました。


 もう胃癌になったのだからといわず、早期胃癌が見つかった際でもヘリコバクターピロリ菌が見つかれまば、除菌療の治療を受けましょう!

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