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強い意志だけでは「減酒」は難しい

[2018.03.02]

今年こそは酒量を減らそう。

 新年の抱負として、そう心に決めたときの気持ちに偽りはなかったとしても、それだけでは実際に酒量を減らすのは大変なようです。飲酒習慣に問題のある約3,000人を対象とした研究から、飲酒量を減らしたいという「減酒」の意欲があっても、その後の飲酒量の減少には結びついていないことが分かりました。しかも報告によると調査を進めていくと、当初お酒を減らしたいと答えた人のほうが、後に飲酒量が増えていたそうです。

 お酒を減らそうと試みても、結局すぐに“いつものパターン”に戻ってしまうというのはよくある話です。お酒を飲みたい気持ちだけではなく、周りの環境や周囲の人達にも影響を受けます。お酒を減らしたいときは周りの家族や友人、専門家の協力を求めましょう。

 またその上で

1.自分の飲酒量を記録する

2.酒を飲みたい気持ちにさせる人や場所を避ける

3.飲酒に代わる趣味や活動を見つける

4.飲酒量を監視するスマートフォンのアプリを利用したりする

などを心掛けるとよいでしょう。

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