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昼寝をすると血圧が下がる?

[2019.05.10]

 近年睡眠の重要性がクローズアップされています。

 その中で昼寝についても短時間の昼寝は生産性の向上等のメリットが分かっています。しかし昼寝には、活力の回復や気分転換する以上の効果があるかもしれないという報告があります。

 ギリシャの心臓専門医が実施した研究から、昼寝をすると昼寝をしなかった場合に比べて血圧が低下する可能性があるそうです。報告によると昼寝を1時間するごとに、24時間血圧は平均で3mmHg低下したそうです。

 血圧を2mmHg下げるだけでも、心筋梗塞などの心血管イベントリスクを最大で10%減らすことができるといわれています。また少量の降圧薬を服用すると、血圧値は平均して5~7mmHg低下するとされます。

 今回の報告から、昼寝をするだけでも血圧値は平均で5mmHg低下することが示されることを考えますと、短時間の昼寝は考えられている以上に健康に有用なのかもしれません。

 長時間の昼寝は夜の不眠につながることもありお勧めできませんが、30分程度の昼寝を取り入れてみられてはいかがでしょうか?

 

 

 

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